【失敗続出!?】飲食店が営業再開でやってしまう失敗4選 ~適切な感染拡大防止対策や発注などの注意点~
- 2020.05.12
- the news

こんにちは!此田キサです!
ゴールデンウィーク明けから一部の飲食店では営業の再開、営業時間を元に戻す、このような動きが見えています。飲食店オーナーさんとしては生活のためにも営業再開を検討していらっしゃる方も多いと思います。
ただ、新型コロナ以前にそのまま戻せば良いというわけではありません。そこで今日は営業再開した飲食店が陥りがちな失敗を4つほどご紹介します!
ちなみに動画でもご紹介しています!
YouTubeでご覧になりたい方はこちらから!
コロナ感染防止対策の不徹底
まず、1つ目に挙げられるの感染防止対策が不十分で、不徹底になってしまうという点です。もちろん、飲食店オーナーさんとしては細心の注意を払っていらっしゃると思います。しかし、感染防止対策にしすぎることはありません。なぜなら、
お店でコロナ感染者が出てしまうと
強制的に一時休業になってしまい、
お客さんにもそのことを知られてしまう
からなんです。千葉市のような一部の自治体ではコロナ感染者が出た飲食店に補助金を出していたりしますが、そういった救済策があるのは本当に一部の自治体です。
そのため、ほとんどの場合、強制的な一時休業になってしまうと売り上げも強制的にゼロになってしまいます。
さらにお客さんの間で感染者が発生したことが広まれば、あなたのお店に来店するのはもう少し先にしようと思われてしまったり、最悪の場合では消毒など衛生管理ができていないお店と思われてしまったりするからです。
お店で感染者が出たために
客足回復が遅れてしまう、
お店のイメージが悪くなる!
このような事態も避けなくてはなりません。ですので、コロナ対策についてはこれでもかというくらいに徹底してください!
こちらが見落としがちな感染防止対策になります。
・客席の消毒
・手洗い後の消毒
・客席の配置
・換気の徹底
・共有調味料の消毒
・従業員の体調管理
・調理器具の消毒
・レジの消毒
・電子機器の消毒
ここからは特に注意してほしい箇所だけご紹介します。
客席の消毒
客席の消毒については大きな注意点があります。それは
アルコール消毒スプレーのあと
すぐテーブルを拭いてはいけない!
ということです。アルコールスプレーを用意して、会計後に客席にスプレーをかければ問題ないと思っていらっしゃるオーナーさんや一部アルバイトがいます。実はスプレーをかけてからすぐにアルコールを拭き上げるのはやめてください!
理想を言えば、アルコールの自然乾燥がベストです。特にアルコールは揮発性も高いので水よりも早く乾燥します。しかし、ずっと待つことはできないと思います。ですので、
アルコールスプレーのあとは
最低でも30秒は置いておく!
ということはしてください。医学的にはアルコールスプレー後15秒で細菌は1000分の1になると言われています。ですので、余裕を持って30秒は拭かないでください!
ちなみに手洗いの場合は100分の1までしか細菌は減りません。ですので、
手洗いだけでは不十分です!
手洗い後も消毒してください!
参照:https://president.jp/articles/-/33585?page=2
共有調味料の消毒
次に見落としがちなのが「共有調味料の消毒」です。居酒屋ではテーブルごとに醤油など様々な調味料があると思います。お客さんが触るものなので、会計後は必ず調味料まで消毒しましょう!
レジの徹底消毒
当然ですが、レジでは貨幣を扱います。特にお金は様々な人が触ります。ですので、レジ横に専用のアルコールスプレーを設置するくらいの対策が必要です!
電子機器の消毒
最後に注意するのがタブレット端末など電子機器の消毒です。注文を受けるハンディやウーバー用のタブレットなども注意が必要です。
電子機器だからと言って、消毒を遠慮するとそこから感染してしまう可能性があります。もちろん、電子機器なのでスプレーでは故障になる可能性もあります。
電子機器の消毒はスプレーではなく
アルコール入りのウェットティッシュ!
をオススメしています。これならスプレーよりも故障の可能性が低くなります。ただ、接続部分など繊細な部分に関してはあまり拭きすぎないようにしてください!
飲食店の営業再開で最も重要なのがコロナ対策です。ここだけはしっかりやって、来店してくれたお客さんに安心してもらい、少しずつ客足を回復させるということが大切です!
アルバイトの復帰タイミング
次に失敗しがちなのは「アルバイトの復帰タイミング」です。営業再開したのだから、アルバイトにも連絡して、シフトを出してもらおう!という飲食店オーナーさんも多いと思います。
しかし、これはあまりオススメしません。それは
余程の有名店でもない限り、
再開後すぐに客足は回復しない
からです。確かに最近のアルバイト採用は難しく、費用もかかってしまいます。さらにこれまで一緒に頑張っていただけに、アルバイトも復帰させてあげたいというオーナーさんも多いと思います。
しかし、お客さんが少なく売り上げも上がらないのに、アルバイトを復帰させて人件費をかけてしまうと、あなたのお店が潰れてしまいます。潰れてしまったらアルバイトも結局は困ってしまいます。
しかも、コロナのあとの
アルバイト採用は簡単です!
というのもこれらの理由があるからです。
・コロナで無職になった人が多い
・新大学一年生はこれからアルバイトを探す
この2つの理由からコロナが落ち着いてからは比較的アルバイト採用はしやすくなります。ですので、今いるアルバイトがやめてしまうから無理にシフトに入れてあげるという行為はオススメしていません。
発注量の戻し方
次に陥りがちなのが「発注量の戻し方」です。こちらについては多くの飲食店オーナーさんは既に気をつけていらっしゃると思います。
営業再開後、すぐに客足が回復するわけではありませんので発注量は少しずつ戻していきましょう!
もう1つ個人的な提案があります!それは
共通利用の少ない食材は発注停止で
一部のメニューはまだ再開しない!
ということです。これは食材ロスを減らすという対策です。コロナの影響で大打撃を受けた飲食店の多くはまだまだ体力がありません。ですので、なるべく食材ロスを減らす必要があります。
そこで重要なのが、ロスになる可能性が高い共通利用の少ない材料は発注停止のままにするということです。
人気メニューや複数のメニューで使う食材については発注する必要がありますが、1つや2つのメニューでしか使わない食材は発注停止にした方がロスが少なくなります。
そして、その食材を使うメニューに関しては客足が回復するまでは再開しないという選択も頭に入れておいてください。
グルメサイトの再開タイミング
最後に陥りがちなのが「グルメサイトの再開タイミング」です。食べログなどは4月の掲載料無料などの対応をしていましたが、5月、6月とこれからはわかりません。
営業再開した飲食店オーナーさんの失敗としては、客足を戻すためにグルメサイトをすぐに再開してしまうということです。これも世間の自粛ムードが解禁され、外食をするようになっているのなら問題はありません。しかし、
自粛ムード中はグルメサイトを
使う人はほとんどいません!
再開してもお金の無駄なんです!
このようなことから営業再開後すぐのグルメサイト再開はあまりオススメしていません。グルメサイトの再開タイミングとしては世間の自粛ムードが解禁された後でも大丈夫でしょう。
ただ自粛ムード解禁を待っていて、最初の波に乗り遅れては意味がありません!なので
いつでもグルメサイト再開が
できるような書類の準備をしておく
ということは忘れないようにしてください!
まとめ
今日は営業再開した飲食店が陥りやすい失敗4選についてご紹介しました!
営業再開で勢いをつけよう!という姿勢は素晴らしいものだと思います。しかし、一歩間違えてしまうと、あなたの営業再開は失敗してしまいます。
営業再開は新しいスタート地点です!そしてライバルに差をつけるタイミングでもあります。営業再開で失敗しないようにするということを頭に入れて頂けると幸いです。
今日も僕の記事を読んでくださり、ありがとうございました!
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